携帯用救急箱:バカンスだ!準備しよう!

休暇用の救急箱に標準的なものはありません。理想的な救急箱とは、あなたの健康状態、目的地(海辺、山、熱帯気候など)、目的地の衛生状態、感染症のリスク、目的地の気候や季節、宿泊施設(ホテル、キャンプ場など)、休暇の計画(リラクゼーション、スポーツなど)を考慮したキットです。また、旅行する人の年齢(大人、子供、乳幼児)も考慮すること。
旅行期間中服用する薬、軽度の傷や病気の治療に必要な物、感染症や熱帯病から身を守るための物などを忘れずに。
救急箱の必需品
ほとんどの目的地(特に都市部)では、小型でコンパクトな救急箱があれば十分です。
✅ 基本的な薬
• 鎮痛剤:アセトアミノフェンまたはブルフェン
• アレルギー反応用の抗ヒスタミン剤(例:ジルテック、クラリチン)
• 制酸剤
• 下痢止め薬と経口補水液
• 便秘用の下剤
• 乗り物酔い用の薬
✅ 消毒と傷のケア
• 生理食塩水:傷口の洗浄用
• チケア:鼻血などの顔面出血用
• 絆創膏
• 滅菌ガーゼと医療用テープ:大きな傷口用
• 消毒パッド
✅ 実用的な道具:はさみ、ピンセット、体温計
✅ 現在服用中の薬と処方箋
✅ その他の備品健康状態に応じたもの(吸入器、自動注射器など)
目的地に合わせたアレンジ

アドベンチャーとアウトドア
ハイキング、トレッキング、キャンプなど、どんな場合でもリュックに収まる救急キットを選びましょう。必須アイテムとして、以下のものを追加してください。
✅ 日焼け止め(日焼け防止)
✅ 虫刺され対策の虫除け
✅ 水ぶくれ用の絆創膏
✅ 軽度の火傷用のクリームまたは軟膏
✅ 捻挫や肉離れ用の弾性包帯
✅ 怪我用のアイスパック
✅ 安全な飲料水を確保するための浄水錠
✅ 緊急用ブランケット
✅ 毒液ポンプ
熱帯地域

冒険やアウトドアレジャーに必須なものに加えて、熱帯地域や発展途上国への旅行には、特定の健康リスクに対処するためのアイテムが必要です。
✅ 虫刺され用ウェットティッシュまたはかゆみ止めクリーム
✅ マラリア予防薬(目的地による)
また、旅行前に必要なワクチンがあるかどうか、医師に確認してください。
✅ 黄熱病:アフリカおよび南米の熱帯諸国。旅行には、国際予防接種証明書が発行されます。
✅ 日本脳炎:一部のアジアまたはオセアニア諸国への旅行には予防接種が必要です。
✅ 腸チフス:インド亜大陸の国々では予防接種を強く推奨します。
✅ その他:A型肝炎、B型肝炎、デング熱、ダニ媒介性脳炎、狂犬病。
緊急電話番号
日本国内でも海外でも、緊急電話番号とその使い方を知っておくと便利。ご出発前に、渡航先の国の緊急電話番号をご確認ください。ヨーロッパでは112、アメリカ合衆国では911、日本では119、アラブ首長国連邦では998、ケニアでは999、オーストラリアでは000などです。
これらの番号は変更される場合がありますのでご注意ください。ご旅行前に、訪問先の国の緊急電話番号(警察、救急医療、消防など)を確認し、あらゆる事態に備えて旅行保険に加入することが重要です。
救急箱の補充
旅行用の救急箱は、年間を通して自宅や車内に保管できます。ただし、リスクの性質に合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。
年に一度は必ず確認しましょう。期限切れの薬は交換し、金属類に錆がないか確認し、電子機器の電池を交換しましょう。年間を通して使用したアイテムの補充も忘れずに!
覚えておくべき重要なポイント
どこにでも持ち運べる標準的な救急箱というものはありません。必要な救急箱は、目的地やご家族、同行者のニーズによって異なります。
以下のために必要なものをすべて用意してください。
• 自宅以外でも普段通りの治療を続ける。
• 軽度の怪我や病気を治療する。
• 特定の感染症や寄生虫病、特に蚊が媒介する病気(マラリア、デング熱など)を予防する。
旅行先の緊急連絡先を必ず確認しておきましょう。
最後に、旅行用救急箱の期限切れの薬や使用済みの備品を補充するのを忘れずに。
楽しいバカンスを!
出典:
https://www.croix-rouge.fr/secourisme-au-quotidien/trousse-de-secours-que-doit-elle-contenir-2561
https://www.vidal.fr/sante/voyage/avant-voyage/vaccins-voyage.html
https://health.clevelandclinic.org/travel-first-aid-kit
https://travel.state.gov/content/dam/students-abroad/pdfs/911_ABROAD.pdf