ABOUT Chi-care®
ABOUT
Chi-care®
チケア®について
チケア®とは?

チケア®は主に天然海藻由来のバイオポリマー、
アルギン酸カルシウムで、
独自の製法で出血をコントロールする製品として製造されています。
- シンプルで使いやすい
- 大人も子供も利用可
(妊娠中の方でも利用可能) - 個別包装で持ち歩きも安心
- 滅菌済みで衛生的
- 天然海藻由来※
※ 医療現場で使用されている天然海藻由来(アルギン酸塩)のバイオポリマーを使用

チケア®の特長
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鼻血をコントロール
チケア®は血液と接触すると、すぐにカルシウムイオンを放出します。カルシウムは凝固因子(第Ⅳ因子)であり、凝固を促進し、鼻血をケアします。
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挿入が簡単
チケア®は柔らかい繊維となっており、不快感を感じることなく鼻腔にすばやく簡単に挿入ができます。
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血液の吸収
チケア®は鼻血が出ている間、血液を吸収し続けます。そのため、挿入から30分間後の取り出しまで、出血の不安を取り除いてくれます。
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取り出し時の痛みを軽減
チケア®は血液と接触すると、血液を吸収しゲル化します。取り出すときに傷や新しい血栓にくっつかないため、痛みが発生しにくくなっています。
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再鼻血を防ぐ
鼻腔内に他の素材を使用した場合、新しい血栓が邪魔になり、再出血を起こすケースが10%~15%ありますが、チケア®は新しい血栓に付着しないため、再出血が起きにくくなります。
チケア®の使い方
開けて、
よじって、
入れて、
取り出すだけ
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石鹸またはハンドジェルなどで手を消毒します。
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前かがみになり、凝血塊を取り除くためにやさしく鼻をかみます。
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滅菌パックを開封し、チケア®を取り出します。
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鼻腔の大きさに合うように調節します。チケア®を挿入しやすくするために、よじってください。
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鼻腔に挿入し、10分ほど鼻をつまみます。その後チケア®を入れたままにします。
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30分経ったら、チケア®を抜き取ります。
チケア®がすぐに血液に浸されたとしても鼻腔に複数のチケア®をつめないでください。
30分間鼻腔にチケア®を保持し、その後、抜き取ります。
出血が続く場合は、新しいチケア®を挿入してください。
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チケア®と生理食塩水を準備してください。
生理食塩水はボトルまたは使い捨ての滴下タイプを使用してください。 -
やさしく鼻をかみます。
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チケア®を1つ開けてください。
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1つのチケア®を生理食塩水で湿らせて、よじってください。
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チケア®をゆっくり鼻に挿入してください。
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出血側の鼻腔のみを10分ほど指で圧迫してください。
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30分を目途にチケア®をゆっくり取り出してください。
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出血が続く場合は、チケア®を取り除き、新しいチケア®を挿入して、生理食塩水で湿らせてから再度処置を行ってください。
チケア®がすぐに血液に浸されたとしても鼻腔に複数のチケア®をつめないでください。30分間を目安に鼻腔にチケア®を保持し、その後、抜き取ります。出血が続く場合は、新しいチケア®を挿入してください。
チケア®は、オスラー病の患者さんの鼻血および先天的な凝固異常である血友病やフォン・ヴィルブランド病などを有する患者さんの鼻血に対応しています。これらの血液凝固障害をお持ちの方は、出血が多くコントロールが難しい場合があります。

そのため効果を最大限に引き出すため、取扱説明書に従い、チケア®を鼻に挿入する前に生理食塩水で湿らせましょう。そうすることで、イオン交換が促進されます。
チケア®がすぐに血液に浸されたとしても鼻腔に複数のチケア®をつめないでください。
30分間鼻腔にチケア®を保持し、その後、抜き取ります。
出血が続く場合は、新しいチケア®を挿入してください。
- オスラー病患者ですが、チケア®を取り出したあとも出血が続く場合はどうすればよいですか?
出血が続く場合は、チケア®を取り除き、新しいチケア®を生理食塩水で湿らせてから挿入してください。
- チケア®を鼻腔にどれくらい放置しておけばいいですか?
目安は30分です。それ以上の時間、入れたままにしないでください。
- チケア®が吸収されるまでそのままにしておいてもいいですか?
チケア®は生体に吸収されることはないため、30分を目途に必ず取り除く必要があります。
- 一回分の生理食塩水はどこで買えますか?
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市販の製品として「ニールメッド ナスピラドロップス」などがオンラインで購入可能です。
その他のご質問については、
よくあるご質問をご覧ください。
チケア®の作用機序
出血はどのようにして止まるのか?
出血したとき、血液内の血小板が傷口を塞ぎます。しかしながら、それだけでは十分に止血ができません。血液中の凝固因子が順番に働き、フィブリンという網をつくり、血小板を補強することで止血が行われます。
チケアによる鼻血のコントロール
チケア®は血液と接触すると、カルシウムイオンCa2+を放出します。
このカルシウムイオンCa2+は出血の制御につながる生理的プロセスを促進します。
- チケア®は、血液中のナトリウムとアルギン酸カルシウム中のカルシウムとの間でイオン交換が起こるため、生理活性力があるとされています。
- ナトリウムが多く含まれる液体(血液、滲出性出血、0.9%の生理食塩水)と接触すると、アルギン酸カルシウムはカルシウムイオンを放出してゲル化します。
このように、傷口に直接放出されるカルシウムイオンは、チケア®の機械的特性(傷口を覆いアルギン酸カルシウムが血小板の接着面をつくる)と相まって、出血を抑制する自然なプロセスにおいて重要な役割を果たします。
